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エルグランド E51 左スライドドアを交換せず板金で再生した修理事例

部品在庫のない左スライドドアの大きな損傷を、叩き出しと板金で形状から整え、3コートパールで仕上げました。

左スライドドア 板金塗装 ニッサン エルグランド E51 板金塗装事例 横浜市都筑区

エルグランド E51 左スライドドア|交換相当の損傷も板金で再生した事例

今回は、ニッサン エルグランドE51の左スライドドアの板金塗装・事故修理です。
どこにでもあるような一枚のドアでも、整形・ライン・面づくりの一つひとつに丁寧に向き合うことを大切にしています。
「どこで直したか分からない」と感じていただける仕上がりは、こうした普段の工程を確実に積み重ねることから生まれます。

板金工程|交換できない部品を、叩いて整えて直す

今回のスライドドアの損傷は、一般には部品交換が選ばれるレベルでした。
しかし、該当部品は新品・中古ともに在庫がない状況。
そこでケービーエスでは、板金歴40年の職人による「鉄を戻す」作業で対応しました。
へこみの芯を読み、プレスライン(ドア面の折り目)を保ちながら形状を復元。
見た目・面の張り・塗装肌の流れまで、違和感のない状態へ整えています。
交換が難しい部品でも、現車を確認したうえで叩いて直せる可能性を一緒に考えます。

鈑金整形工程|叩いては絞り、芯と肌を整える

鉄板はただ叩けば戻るものではありません。
ケービーエスでは、叩いては絞り、叩きすぎず・足りなすぎずというバランスを見極めながら、何度も微調整を繰り返します。
へこみの芯を探り、面の張りと柔らかさをコントロールしながら、納得できる面が整った時点で次のパテ工程へ進みます。
この引き際の見極めは、職人の経験と感覚が問われる工程です。板金塗装・事故修理・保険修理のご相談は、分かる範囲で送信していただければ確認いたします。損傷写真があると確認が早くなります。

パテ研ぎ工程|面を仕上げる、見えない勝負どころ

左スライドドア(左リアドア)は一度車体から外し、作業性を高めたうえでパテの研ぎ工程に入ります。
面の流れ・光の通り・ラインのシャープさが重要な工程で、ここで面が出ていないと仕上がりに影響します。
研ぎ終えるたびに光と反射の流れを確認し、わずかでも歪みや鈍さを感じたら、もう一度整え直します。
このレベルの損傷では、板金技術だけでなく整形の見極めも問われるため、確認作業を繰り返しながら丁寧に進めています。

下地処理・サフェーサー工程|肌を整える下地仕事

パテ整形が完了したら、次は下地処理からサフェーサー工程へ進みます。
ケービーエスでは、塗装前の下地づくりにも丁寧な手作業を重ねます。
塗布後のサフェーサーは、1500番の極細ペーパーで全面を手作業で研磨。
この工程で面の肌と反射の密度を整え、仕上げの艶を受け止める土台をつくります。
下地を整えるこの静かな手作業が、仕上がりの精度を支えています。

上塗り塗装工程|3コートパールをなめらかに、深く再現する

今回の仕上げには、3層構造で奥行きのある発色を再現する3コートパール塗装を採用しました。
ベースカラー、パール層、クリヤー層の順で、それぞれの塗膜を薄く丁寧に重ねることで、透明感のある発色と深い艶感に整えています。
仕上がった面には、光がなめらかに通る質感と、パール特有の柔らかな反射が生まれました。
3コートパールは色そのものより重ね方で仕上がりが変わるため、吹き付けの距離や角度まで確認しながら塗装しています。

仕上がり完成|交換せず板金で整えた自然な仕上がりに

今回のスライドドア修理は、すべて板金修正で対応しました。
丁寧に整え、パネル全体のライン・艶・肌を自然に再現しています。
本来であればドア交換となる内容でしたが、部品交換を避け、板金で形状を整えて修理を完了しました。
お客様からも、仕上がりにご満足いただけたとのお声をいただいています。
交換ではなく整えて戻すという選択肢もありますので、まずはご相談ください。損傷写真があると確認が早くなります。

事故・修理・車検のご相談はお気軽に

写真だけでも大丈夫です。まずは分かる範囲でお送りください。9:00〜18:00(日曜・祝日定休)

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