プリウス 右リヤクォーター・右リヤドアの板金塗装・事故修理事例


プリウス 板金塗装修理事例|大きな損傷も叩き板金で再生を検討
他店やディーラーで交換・修理困難と判断されるような大きな損傷でも、現車を確認したうえで、叩き板金による修理ができる可能性を一緒に考えます。交換に頼らず叩いて直せる部分は職人が板金で整えることで、トヨタ・プリウス本来の面の流れや質感を保ちながら仕上げます。
保険を使った修理にも対応しており、保険契約内容に応じてご案内します。過失割合や補償内容についても、分かる範囲でご相談ください。

プリウス 右リヤクォーター板金修理事例|交換ではなく板金で面を整える
トヨタ・プリウスの右リヤクォーターパネル(右クォーター)は、衝撃や接触で大きく損傷することが少なくありません。新品パネルへの交換が前提とされやすい部位ですが、当社では叩き板金を中心とした修理で、交換せずに面を整える方針を検討します。叩いて直せる部分は職人が板金で整え、面の流れや建付けを確認しながら仕上げます。板金塗装・事故修理・保険修理のご相談は、分かる範囲でお知らせください。損傷写真があると確認が早くなります。

叩き板金による面の再現|曲面とラインを忠実に整える
パネルの形状に合わせたハンマリングやスタッド溶接を駆使して、クォーター特有の曲面やラインを忠実に再現し、見た目と耐久性の両立を目指します。内部構造の強度も考慮しながら作業を進めるため、日常の走行や洗車でも違和感が出にくい仕上がりを心がけています。
ホイールアーチのライン出し
プリウスの右クォーター部分にあるホイールアーチは、車体デザインの要となる曲線が集中しているため、一度歪むと修正の難易度が高い箇所です。当社では、ハンマリングやスタッド溶接機、スライドハンマーなどを用い、金属の弾性を活かしながら徐々に引き出し・整形することで、パテに頼りすぎることなく自然なラインを復元します。アーチ特有の丸みやプレスラインを鉄板の成形で再現し、塗装後も違和感の少ない仕上がりを目指します。


板金パテ・中間パテ・仕上げパテの3ステップ|ライン整形とドアとの隙間を厳密に管理
1. 板金パテ(ファイバーパテ)
大きく歪んだ金属面を叩き出した後、初期の凹凸を埋めるために使用するのが板金パテです。繊維が含まれていて強度が高く、薄く成形しても硬化後に強度を保持します。プリウス独特の曲面やホイールアーチ形状を崩さないよう注意しながら、基本ラインを整えます。
2. 中間パテ(ポリエステルパテ)
初期整形が終わったら、より微細な凹凸を埋めるための中間パテへ移行します。ポリエステルパテは硬化後の研磨性がよく、滑らかな面を作りやすいのが特徴です。この段階でドアとの隙間(チリ)や建付けを再チェックします。わずかなズレや段差があると、組み付け時の不具合や雨漏り、風切り音の原因になるため、ライン整形と並行してチリ合わせにも気を配ります。
3. 仕上げパテ(フィニッシングパテ)
最終的な面出しには、より粒子が細かく研磨しやすい仕上げパテを薄く施工します。塗装後の光沢面で段差が目立たないよう、丁寧にサンディングして面を整え、プリウスの流線型フォルムを維持しながら精度の高い仕上がりを目指します。
サフェーサー工程|塗装前の密着性と防錆効果を高める
パテ工程を終えたら、塗装前にサフェーサーを吹き付けます。サフェーサーには、微細キズの埋め、塗料との密着性向上、防錆効果といった役割があります。ムラが出ないようスプレーガンの噴霧圧や塗布量を細かく調整し、必要に応じて研磨し直してから塗装へ進むことで、塗膜の光沢感や耐久性の向上につなげます。


右リヤドア交換|塗装前に建付けを合わせて精度を高める
ドアを仮付けし、周囲パネルとのチリ(隙間)を確認します。ドア自体のサイズや形状に微妙な誤差があるため、ヒンジ部の締め付け角度や高さを細かく調整し、隣接する右フロントドアやリヤクォーターとの段差や隙間が均等になるよう確認します。
塗装前に最終的なライン合わせを行うことで、塗装後にドアを再度取り付ける際も精度が高まります。塗装済みのドアを無理に調整すると塗膜を傷つけるリスクが高いため、事前の仮付けが重要です。
チリや建付けが甘いと走行時の風切り音や雨漏りの原因となるため、塗装前にドアの位置決めをしっかり行い、ウェザーストリップ(ドアシール)の密着性を確保します。新品ドアを塗装する前に車体へ合わせ込むことで、最終的な仕上がりの違和感やトラブルを減らし、ドアの開閉感や外観の統一感を保ちます。塗装前の建付け調整は、当社が大切にしている工程です。



交換部品は写真で記録して共有します
当社では、交換が必要となった部品を一つひとつ写真撮影し、お客様と共有しています。どの部品がどのように損傷し、なぜ交換が必要なのか、その根拠を写真で確認できるようにすることで、修理内容や作業の流れをご理解いただきやすいよう努めています。

プリウス 3コートパール塗装
プリウスの3コートパール塗装は、ベースカラー・パール層・クリア層の三層構造で、通常のソリッド塗装よりも色合わせの難易度が高くなります。今回は、新品の右リヤドアを単品塗りで仕上げつつ、板金修理した右リヤクォーターパネルはパネル全面をパール塗装でカバーしました。隣接パネルへのぼかし(ブレンディング)技術を活用し、修理箇所と既存塗装の自然なつながりを目指しています。
1. 新品ドア単品塗装|3コートパールの深みと耐候性
密閉された塗装ブースで塵や湿度をコントロールし、3コートパール特有の艶と深い光沢を再現します。クリア層に十分な厚みを持たせることで、紫外線や走行時の小傷からの保護性能を高め、色味と光沢の維持につなげます。
2. 隣接パネルへのぼかし塗装|右フロントドアとの色合わせ
新品ドアと全面塗りしたクォーターパネルだけが鮮やかになりすぎないよう、隣接する右フロントドアにはブレンディング(ぼかし)技法を施します。塗料の回数や噴霧角度、パール粒子のばらつきなどを職人が細かく調整し、複数の光源で確認しながら作業を進め、色ムラや段差の少ない仕上がりを目指します。
右リヤクォーター全面パール塗装|板金修理後の違和感を抑える
板金による折れ・歪みを整えた後、パネル全体をパール層でカバーすることで、部分的な塗装では得にくい均一な色味と光沢を確保します。損傷範囲が大きい場合はあえて全面パール塗装を行い、仕上がりの境目や色ズレを抑えます。
事故後の対応も含めてご相談可能です
板金による折れ・歪みを整え、3コートパール塗装で隣接パネルとの色味・艶のつながりを再現しました。ベースカラー・パール層・クリア層をそれぞれ丁寧に塗り分けつつ、必要に応じて隣接パネルへぼかし塗装を施すことで、単品塗りと板金修理箇所との境目を感じさせない自然な仕上がりを目指しています。
プリウスの面の美しさを保ちながら修理したい方は、当社の3コートパール塗装をご検討ください。保険を使った修理は保険契約内容に応じてご案内します。100対0事故や自損事故の板金塗装・事故修理もご相談可能です。
修理期間中は、レンタカー特約・代車特約の内容に応じて代車のご相談も承ります。車両の空き状況により異なりますので、まずは分かる範囲でご相談ください。