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ベンツCLA 左側面の損傷をドア交換とクオーター板金で修復した事例

ベンツCLAの左側面に広範囲の損傷。左リヤドアはリサイクルパーツで交換、クオーターとロッカーは板金で整え、ラインを復元しました。

輸入車の板金塗装・事故修理事例|ベンツCLA 左側面の修復

ベンツCLA 左側面損傷|ドアはリサイクル交換、クオーター・ロッカーは板金で復元

今回はベンツCLAの左側面に広範囲な損傷が入ったケースです。パネルごとに、交換と板金のどちらが適切かを確認しながら修理方針を判断しました。
左リヤドアは、コストと純正形状の維持を両立するため、状態の良いリサイクルパーツを選定して交換しました。左リヤクオーターは交換と判断されやすい部位ですが、曲面ラインとアーチ部を板金修正で再現しています。下部のロッカーパネル(サイドシル)にも歪みが見られたため、引き作業と面出しで板金対応しました。リヤバンパーは変形があったものの割れはなく、加熱整形と再塗装で修正しています。
クオーターやロッカーは、ラインを丁寧に読み取れば板金で再生できる部分があります。交換だけに頼らず、叩いて直せる部分は職人が板金で整えることを大切にしています。輸入車は部品コストや納期がかかる場合もありますので、見た目・強度・精度のバランスを確認しながら修理方針をご提案しています。

ベンツCLA 左リヤクオーター損傷|サイドシル内部まで及んだ衝撃を確認

今回のベンツCLAでは、左リヤドア周辺の接触により、ドア下部からクオーターアーチ、ロッカーパネルまで複合的な損傷が発生していました。ドア開口部からサイドシルにかけて、押し込み・折れ・鋼板のたわみが広範囲に及んでいることが確認できます。さらにインナーパネルとピラー基部の結合部にもシワや変形が認められ、見た目以上に深く衝撃が加わっていたことが分かりました。
このようなケースでは、ドア交換だけでは不十分で、ロッカーパネルの芯出しや構造接合部の確認まで含めた板金技術が必要になります。損傷の見た目だけでなく、構造全体への影響まで確認したうえで、交換か板金かを判断しています。他店やディーラーで修理困難と言われた場合も、現車を確認したうえで修理できる可能性を一緒に考えますので、まずは損傷の深さを見極めるところからご相談ください。板金塗装・事故修理・保険修理のご相談は、分かる範囲でお問い合わせください。

ベンツCLA 左ロッカー部 骨格修正工程|引き出しと芯合わせでラインを復元

左リヤドアからロッカーパネル後方にかけて強い押し込み変形があり、ロッカー下端が約8〜10mm押し上げられ、アウター・インナーともに変形していました。パネル単体での修正は難しいと判断し、車体ごとタワープルに固定し、リヤアーチ基点から斜め後方方向へチェーンで引き出しを行いました。一方向だけの引きではアールが崩れるため、下側を逆反力で支えながら点加圧で引き作業を制御しています。
プルポイントは補強リブとの兼ね合いを見て、スポット単位でベース固定・ワッシャー溶接・段階修正を行い、折れたプレスラインを再形成しました。これは表面の面出しだけでなく、内側からテンションを逃がす構造修正に近い工程です。アウターパネルのライン復元とインナーとの整合が両立してこそ、修理として成立します。輸入車の骨格修正でも、データラインと職人の感覚を両立した手順で対応しています。

ベンツCLA 左ロッカー引き作業|チェーン角度・面圧・反力管理まで含めた構造復元

本件は、左ロッカーパネル後方に斜め下方向から強い力がかかった損傷で、サイドシルが内側へ約9mm入り、アウターアーチ基部が折れている状態でした。修正にはタワープルとチェーン式ラチェット、ワイド爪を使用します。パネルの芯位置を確認したうえで、反力位置をリヤサブフレーム上で支持し、上下のバランスを取りながら引き作業を行いました。
ワイド爪と波型ツールをスポット溶接で多点接合し、応力を面で受けるよう分散させています。引き方向はピラー基部とのRを意識し、1段目は斜め上と外へ、2段目以降は面成形を前提に寝かせ気味の方向へ切り替えました。溶接点周囲への局所加熱は避け、熱影響を抑えるためエア冷却とスポット間のリズムを徹底しています。
輸入車の骨格修正では、金属の戻りを読み、最小限の変形で復元を目指す手順が求められます。どこを引くかだけでなく、どこを支えるかまで含めて工程を組み立てています。数ミリのズレがドアの建付けに影響するため、骨格修正は特に丁寧に行っています。修理中の移動手段については、保険契約内容に応じて事故代車・代車特約のご案内が可能です。

面出し完了|板金段階での仕上がりが、最終の艶につながる

ベンツCLA左リヤの損傷に対し、ロッカーパネルからクオーターにかけての骨格引きと整形作業が完了した状態です。ライン・谷・アールの流れがすでに形成されており、パテ前の板金完了段階で仕上がりの方向が見えています。
この工程では、鈑金そのものの整合性を追い込み、パテは肌を整えるだけのレベルに抑えることを基本方針としています。複数のラインが交差する部位では、叩きすぎによるツヤのよれやプレスのぼやけを避けつつ、鋼板の張りを残すバランスが求められます。板金時の精度が、後の塗装肌・反射・艶に直結するため、パテに頼りすぎない面出しを大切にしています。
この精度は、納車後しばらく経っても違和感が出ないかという点に影響してきます。見えない部分の丁寧さが、最終仕上がりの印象につながると考えています。板金塗装・事故修理・保険修理のご相談は、分かる範囲でお問い合わせください。

パテ整形からサフェーサー吹付けへ|面の反射精度をつくる下地工程

板金で面出しを終えたパネルには、最小限かつ均一なパテ整形を行い、最終的な反射の肌を整えていきます。フェンダーからクオーターにかけてのパネル継ぎ目を含め、面形成が完了した状態では、ラインの流れと隣接パネルとの高さ差が消えていることが確認できます。
マスキングと同時に、ぼかしエリアやプレス境界の見切り位置を設計します。サフェーサー段階から、塗装完了後の艶の流れを予測して吹き分けています。ぼかしライン周辺のマスキング処理やエッジ際の処理を丁寧に行うことで、後の肌荒れや剥離のリスクを抑えています。
この工程の精度は、塗装の仕上がり・光の返り・艶ムラ・色ズレに直結します。パテで盛りすぎず、サフェーサーで誤魔化さない下地管理を大切にしています。

リサイクルパーツから仕上げまで|左リヤドアの再生塗装

左リヤドアの損傷が大きかったため、今回は新品交換ではなく状態の良いリサイクルパネルを選定しました。下地調整後のドアパネルは、サフェーサー層を均一に研磨し、密着性と肌調整を整えています。色合わせ・艶合わせを想定し、周囲パネルとの光の返りを確認したうえでベースカラーを調合しました。
本塗装では、塗装ガンの角度・反射光のライン・粒子の流れをコントロールし、交換感の出ない自然な仕上がりを目指しています。コストを抑えながらも仕上がりの品質を保つリサイクル活用にも対応しています。輸入車や高年式車でも、品質・価格・納期のバランスを確認しながらご提案しています。まずは写真だけでもご相談いただけます。

シルバーメタリック塗装工程|アクサルタ塗料と塗装ブースで反射と粒子を整える

今回の塗装は、輸入車に多く採用される高輝度シルバーメタリック系カラー(明度高め)の再現対応です。使用塗料はデュポン/アクサルタ製(高耐候型・2コート)。粒子の立ち上がりと流れを制御するため、サイマ塗装ブースで温度・照度・エアを調整しています。
脱着したリヤバンパーを単品塗装する際は、側面反射・縦面の流れを意識し、ガン角度を上下で変化させて吹き分けます。クオーターからCピラーにかけてパネルを跨ぐメタリックカラーは、ぼかしとグラデーションで整えます。マスキング位置は給油口・プレスライン・リフレクター際で分けて設計しました。
メタリック系は、吹きすぎても流れ、少なすぎてもムラになるため、吹き付け・乾燥・反射確認を繰り返して肌を整えます。色だけでなく粒子の並びまで合わせにいく塗装を大切にし、塗膜の密度や艶の立ち上がりにも配慮した施工を行っています。板金塗装・事故修理・保険修理のご相談は、分かる範囲でお問い合わせください。

交換せず直す選択で、仕上がりと費用のバランスを考えた修理対応

今回のベンツCLA 左リヤ側損傷では、リヤドアをリサイクルパーツ交換、クオーター・ロッカーは板金整形、バンパーは再塗装で対応しました。パネルラインのつながり、艶や色ブレを抑えた塗装肌、最終の電子診断まで確認し、どこを直したか分かりにくい自然な仕上がりに復元しています。
全交換と判断されやすいケースでも、交換せず直す技術と判断基準で、コストと精度のバランスを考えた修理をご提案します。保険対応では、被害事故(100対0)・過失事故・自損事故いずれもご相談可能です。
修理中の移動手段については、レンタカー特約・代車特約の内容に応じて、同等クラスの代車(輸入車・ハイブリッドなど)をご案内できる場合があります。特約がない場合でも、ご希望・ご予算に応じてご相談いただけます。保険内容・修理内容・車両空き状況により、ご案内できる車両・期間・条件は異なります。
対応エリアは、横浜市(都筑区・港北区・青葉区・緑区・神奈川区・鶴見区など)、川崎市(麻生区・宮前区・高津区・中原区・幸区・川崎区など)を中心に、神奈川県全域、東京都23区から多摩エリア、千葉・埼玉もご相談可能です。修理も保険のお手続きも、丁寧に確認しながらご案内いたします。

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