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デリカD:5 左スライドドアとリヤクオーターを交換せず板金で修復した事例

ミツビシ デリカD:5(型式CV5W)の左側面に生じた凹みと折れを、ドア交換ではなく板金で対応した事例です。リヤクオーターも同時に板金修理しました。

デリカD:5 左スライドドアは交換が必要か|板金で対応した修理事例

ミツビシ デリカD:5 左スライドドアを交換せず板金で修復|左クオーターも同時修理

ご入庫いただいたのは、ミツビシ デリカD:5(型式CV5W)の左側面にかけて複数の凹みと擦りキズが生じた事故修理案件です。
左スライドドアは損傷範囲が広く、一般的にはドアパネル交換が検討されるレベルの凹みと下部の折れが確認されました。リヤクオーター側も、プレスラインに沿って広がる歪みと下端の凹みがありました。現車を確認したうえで、スライドドアとリヤクオーターはいずれも交換ではなく板金修理で対応可能と判断しています。
板金はスポット引きとワッシャー溶接を使い分け、サイドアーチとの連動ラインやスライドレールとのチリ合わせを基準に面成形を行いました。大型ミニバンの広い面でも、面の流れを読みながら、設備による精度管理とあわせて違和感の少ない仕上がりを目指しています。

デリカD:5 左スライドドア・リヤクオーター|スポット引きで板金再生

ミツビシ デリカD:5(型式CV5W)の左スライドドア下部からリヤクオーターにかけて、複数箇所に深めの凹みと折れが混在する損傷でした。
一般的には交換が検討されやすいケースですが、鉄板の復元力とパネル形状の整合性を確認し、板金による再生を選びました。1枚目は、スライドドア下部の損傷に対し、ピン溶接とスポットプーラーで引き出している作業中の様子です。表面の波紋状の歪みを均等に引くことで、プレスラインの再生と塗装肌の滑らかさを確保します。
2枚目は、スライドドアのアーチに近い箇所にワッシャー溶接を複数配置し、段階的なテンションで立体曲面を成形している場面です。複合R面のライン調整には、ガイドライトによる光の反射確認も併用しています。3枚目は、板金後に鋼板の肌を削って均した最終整形状態です。この段階でパテの使用量を抑えられる精度まで面出しを行い、後工程の塗装の艶や光の流れを見越して形状を復元しています。修理できるかどうか迷う損傷も、分かる範囲でご相談ください。

デリカD:5 左クオーターアーチ部|複雑な曲面を板金で自然なラインへ

ミツビシ デリカD:5 左クオーターアーチ部に生じたへこみと面の歪みを、交換せず板金で対応しました。
1枚目は、複雑なアーチ形状の歪みを引き出すため、ワッシャー溶接で点を制御しながら段階的に引いている工程です。この部位はフェンダー側とのパネル境界、Rの立ち上がり、プレスライン接続部が重なるため、テンション方向の見極めが仕上がりを左右します。2枚目は、板金後の面整形を終えた状態です。光の歪みが抑えられ、スライドドアとのチリ(隙間)やプレスラインのつながりも自然に整っています。
塗装後に直した跡が目立たない状態にするには、この段階での面の張りと反射の流れが決め手になります。アーチやスライド車特有の難しい形状も、できるだけ部品交換せず鉄板で直す方針をベースに、下地・艶・仕上がりの整合性を意識して復元しています。

塗装範囲にかかる小さな凹みもあわせて整えます

デリカD:5の左スライドドアからリヤクオーターの板金塗装修理中、上部・後部に見落とされやすい小さなへこみが見つかりました。
1枚目は、スライドドア上部のプレスライン際にわずかな打痕があった箇所です。塗装のぼかし処理にかかる位置だったため、あわせて板金修正を行いました。2枚目から3枚目は、リヤアーチ後方からバンパー接合部の上側パネルに小さな凹みが点在していた箇所です。バンパーを脱着している状態のうちに、点整形で引き出しと面均しを行いました。この作業が、後の反射の違和感や艶のばらつき、チリの歪みを防ぐ要因になります。
メインの修理内容を中心にしつつ、塗装やぼかしの工程であわせて整えられる箇所は、できる範囲で仕上げて納車することを心がけています。

S18プラチナベージュメタリック|デリカD:5左側面を自然な艶で再現塗装

ミツビシ デリカD:5の左スライドドアからリヤクオーターにかけて、メーカー純正カラー「S18 プラチナベージュメタリック」で本塗装を行いました。
使用塗料は2コートタイプ(ベースとクリアの構成)です。下地段階の反射チェックと塗装前の光の確認をもとに、ベージュメタリック特有の粒子感を整え、色ムラを抑えるよう配慮しています。1枚目は、塗装ブース内でマスキングを終え、ベース塗装の吹き付け前の状態です。上下ライン、スライドドアの境目、リヤアーチの艶の方向を意識し、粒子の向きまで調整できるセッティングで施工しました。2枚目・3枚目は、クリア塗装完了直後の反射状態です。広い面積でも粒子の均一さや面の通り、光の写り込みが自然に出ています。
プラチナベージュ系の淡色メタリックは、艶のズレやぼかしのムラが目立ちやすい色です。光と面の整合性を意識して、違和感の少ない仕上がりを目指しています。塗装についてのご相談も、分かる範囲でお寄せください。

板金・塗装に加えてシステム診断まで確認して納車します

修理後は専用のOBD診断機を用いて、車両の電子制御系統を全数スキャンチェックしました。エンジン、センサー系、ドアモジュール、スライドユニットなど全項目で異常なしを確認しています。安全・機能面も含めて確認した状態で納車できるよう、ケービーエスでは修理後の電子チェックを標準としています。
今回のデリカD:5は、左スライドドア・リヤクオーター・アーチ部にかけて広範な凹み・キズ・折れが混在し、一部は通常ならパネル交換が検討される内容でした。鉄板強度、ラインの戻り、面出しの再現性を確認したうえで、交換せず直す判断を行いました。塗装ではS18プラチナベージュメタリックの色味と艶を再現し、塗装のぼかし範囲にかかる小さな凹みもあわせて板金で対応しています。
保険修理については、被害事故(100対0)・過失事故・自損事故いずれもご相談可能です。代車は、保険特約の有無や状況に応じてご案内します。特約がある場合は同等クラスのミニバンや上級車(アルファード、ステップワゴンなど)をご用意できることもあり、特約がない場合もご予算・状況に応じてレンタカーをご案内します。代車のご用意は、修理内容・保険契約内容・車両空き状況により異なります。保険会社との連携や見積書類の作成も承ります。
対応エリアは横浜市・川崎市を中心に、神奈川県全域、東京都23区および多摩地域、千葉・埼玉も出張見積りを含めてご相談を承っています。ご相談時に損傷箇所の写真を複数枚お送りいただくと、より正確にご案内できます。

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