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クラウン ハイブリッド AZSH21 右クォーターを交換せず板金で再生した事例

他店で全損見積りの出たクラウン ハイブリッドAZSH21の右クォーターパネルを、交換せず板金整形し、黒219に調色して艶を再現した事例です。

クラウン AZSH21 右クォーターパネルの板金塗装・事故修理|横浜市都筑区

クラウンAZSH21 右クォーターパネルの損傷を交換せず板金整形で再生

損傷内容は、右リヤドア全体の深い押し込みと、折れを伴うクォーターパネルの変形です。フロントドアからクォーターにかけて波及した損傷も確認しました。保険では全損扱いの見積額が出た損傷ですが、当社では現車を確認して直せる形状を見極め、右クォーターは交換せず板金整形で再生対応としました。他店やディーラーで交換・全損と言われた場合も、現車確認のうえ修理できる可能性を一緒に考えます。

クラウンAZSH21 右クォーターの板金工程|交換部位を整えて再生

1枚目は、クォーター内側(タイヤハウス付近)の押し込み変形です。フロントドアを開けた内側からタイヤハウス前のインナーパネルにかけて、複数の凹みが集中しています。衝撃が面ではなく点で入っており、黒のボディでは反射で歪みが浮かび上がる状態でした。こうした部位も、工具のアクセスと溶接による引き出しを前提に、交換せず板金で整える判断としました。
2枚目は修理全景です。クォーター周辺の内装はすでに脱着済みで、インナーボルトやヒンジ周辺も露出させ、干渉する部品を外して作業性を確保しています。これから芯出しを始める段階の作業現場です。
板金塗装・事故修理・保険修理のご相談は、分かる範囲でお送りください。損傷写真があると確認が早くなります。

脱着・面調整・養生まで完了|塗装直前の状態

1枚目は、引き出しから面整形まで完了した中間工程です。スタッド溶接と専用タワーによる芯出し整形を終え、歪み除去と面整形がほぼ完了した状態です。黒系カラーは面の流れと反射の質で仕上がりが決まるため、この段階で波・折れを残さず、光を均一に通す面を作ります。ここまで整えておくと、後のパテは薄く済み、肌の密度感も再現しやすくなります。
2枚目はクォーターパネルの全景です。ホイールハウスからピラーにかけての広い範囲を整形し、周辺のモールやウインドウ部品はすべて脱着済みです。塗装ブースに入る直前の、面と艶を仕込んだ準備段階です。

クラウンAZSH21 右クォーターの仕上げ工程|パテ整形からサフェーサーまで

1枚目は、肌を仕込む最終整形です。スタッド引き出しと面整形を終えたあとに、必要最小限のパテで面を作ります。当社では凹みを隠すためではなく、面を整えるためにパテを使用します。黒のボディでは特に、光の通り方、プレスラインの張り、アーチ曲面の一体感を整えることが目的です。この段階で面が整っていれば、塗装後の艶も自然な仕上がりにつながります。
2枚目はサフェーサー塗布完了の状態です。サフェーサーは単なる下塗りではなく、密着性・平滑性・艶持ちを左右する基礎工程です。気温・湿度・吹き角度を調整し、色ムラや艶引けが起こらないよう厚みと乾燥工程を管理します。発色が難しい黒219でも、面の状態を損なわないよう吹き上げています。

クラウンAZSH21 リヤバンパー下地修正|面を整える下地工程

1枚目は、キズ修正とパテ成形の工程です。損傷部を削り出したあと、必要最小限のパテで曲面を形成します。リヤバンパーはラインと角度が複雑なため、下地でしっかり整えることが要点です。肌の波が光に出ないよう、反射を見ながら整形します。
2枚目は、サフェーサー前の研磨完了状態です。プレス部から曲面部まで一体で面を出します。仕上がり後に艶が面で流れるよう、この段階で歪みを残さないように整面します。
板金塗装・事故修理・保険修理のご相談は、分かる範囲でお送りください。

クラウンAZSH21 ブラック219 塗装工程|リヤドアとバンパーの仕上げ

1枚目は、右リヤドアの塗装準備完了の状態です。脱脂・足付け・養生を終えて塗装ブースへ入れます。塗る前に下地の肌・反射の流れ・密着状態を確認します。黒219のような繊細な色は、面の整いで仕上がりが変わります。
2枚目は、右リヤドアの塗装完了直後です。本吹き工程では、ガン角度・重ね回数・乾燥時間を管理しながら、面に艶が自然に乗るよう吹き上げます。厚ぼったさを避け、反射光が伸びる艶感を目指します。
3枚目は、リヤバンパー塗装後です。リヤバンパーは形状変化・厚み・照明条件を踏まえ、塗りムラ・タレ・映り込みの歪みが出ないよう工程を細かく分けて対応します。光の回り込みが強い部位では、反射の揺らぎを抑えるよう湿度・温度も調整しています。形状が複雑な部位ほど、段階的に艶を積み重ねる工程が必要になります。黒219のような難易度の高いカラーでも、均一な艶と自然な反射を出せるよう、全工程を細かく管理しています。

クラウンAZSH21 右リヤクォーター塗装工程|耐スリ傷クリヤーでの艶仕上げ

1枚目は、塗装本吹き直後の右クォーターです。クォーターパネル全体に高機能ベースコートと耐スリ傷クリヤーを使用し、深みのある艶と摩擦への耐性を両立させる塗装を行います。ブースの光がまっすぐ映り込み、パネル全体に波のない均一な艶が広がっています。黒219のような色では、面の段取りと吹き方の両方を整えることが仕上がりにつながります。
2枚目は、クォーターからピラーまで一体で塗装した工程です。パネル単体でなくCピラーからガラス下まで一体で吹き上げることで、曲面部の反射と直線部のラインを滑らかに繋ぎます。使用したクリヤーは耐擦傷性・耐溶剤性・耐候性に優れたタイプで、洗車などで生じやすいスリ傷も入りにくく、実用性と美観を両立します。日常的に走らせる車だからこそ、使っても美しさを保てる塗膜で仕上げます。

クラウンAZSH21 右側面修理完了|交換せず整えた仕上がりと電子制御の確認

見えない部分も含めて確認します。今回の修理では、右リヤドア・クォーター・バンパー周辺の制御部も作業範囲に含まれるため、ドア連動センサー、ヒンジ角度、ミラー制御、オートロック系まで再接続と確認を行いました。見た目が整っていても警告灯が残っていては修理として不十分と考え、すべて社内で最終確認を行っています。保険対応車両・輸入車・ハイブリッド車では、電子制御まで含めて確認することが重要です。当社では板金塗装からOBD診断まで社内で一貫して対応できます。
今回の修理の所感です。右リヤドアは交換し、クォーターパネルは職人の判断で板金整形としました。芯出し・肌作り・艶の流れまで一体の工程で進めたことで、どこを直したか分かりにくい自然な仕上がりになりました。黒219カラーの艶は、塗膜の厚みではなく面精度と肌感で決まります。外観・触感・反射のいずれから見ても納得いただける仕上げを心がけています。
電子診断・内部チェックも完了しています。納車前にOBDスキャンを実施し、全系統でエラーコードがないことを確認・消去済みです。外装だけでなく電子制御・安全系統まで整えた状態でお返しします。
事故内容や保険の対応についてもご相談ください。100対0の被害事故、過失割合のある事故、自損事故・壁接触・駐車場事故などにも対応します。書類対応、保険会社とのやり取り、写真見積、代車の手配、修理納車までまとめてご相談いただけます。どこに連絡すればよいか分からない場合も、まずは分かる範囲でお知らせください。
板金塗装・事故修理・保険修理のご相談は、分かる範囲でお送りください。
修理期間中の代車・レンタカーについては、保険契約内容に応じてご案内します。ご用意できる車種は、保険契約内容や車両の空き状況により異なります。レクサスNX、クラウンPHV(220系)、アルファードPHV(40系)など車格に合わせた車両のご相談も承ります。軽自動車・ハイブリッド・ミニバン・SUVなどにも対応しています。対応エリアは横浜市・川崎市・東京都を中心に、神奈川県内および千葉・埼玉の一部地域までご相談可能です。修理や保険対応でお困りの際は、お気軽にご相談ください。

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