BMW 右リヤドア交換とクオーターパネル板金塗装の事例

BMW右リヤ側損傷 ドア交換とクオーター板金で自然につなぐ仕上げ
ご入庫いただいたBMWの右リヤ側には、接触によるドアの深い損傷と、クオーターパネルの軽度な凹みが確認されました。右リヤドアは変形と塗装破損が大きく、新品パーツで交換しています。一方の右リヤクオーターは押されたような凹み程度だったため、板金整形で対応しました。ドア交換と板金仕上げが隣接するケースでは、艶の連続性、ラインのつながり、色の違和感を出さないことが重要になります。ケービーエスでは部品交換と板金塗装を一体で仕上げる工程設計により、自然な仕上がりを目指しています。

右クオーター内側 衝撃が残る構造部も確認
外から見ると軽度の凹みでも、内側を確認するとインナーパネル部分に接触の痕跡が残っていました。クオーター内側は外板が反発して戻っても骨格側に歪みが残りやすく、目に見えない波及損傷が起きやすい場所です。今回は工具のアクセスが可能な範囲だったため、裏側からの押し出しとスタッド溶接による引き出しで整形しました。見た目以上に奥に力が残っている箇所まで確認して整えています。

修正後の仕上げ工程 パテを整え肌と艶の準備を進めます
外板の凹みは引き出しと叩き出しで整形済みです。ここからは面の歪みや微細な反射の乱れを整えるパテ仕上げの工程に移ります。まずは薄くパテを盛り、ラインと曲面の流れに合わせて慎重に削り込みます。表面の肌と光の通り方を確認しながら、必要に応じて再度のパテと研磨を繰り返します。艶のある仕上がりは、この肌づくりの段階で決まります。

右リヤドア 単品塗装工程 部品ごとに最適な環境で仕上げます
新品交換となった右リヤドアは、単品の状態で塗装ブースへセットしました。全方向からの照明とクリーンな環境のなかで、ミストの拡散や塗料ののり、光の通り方を確認しながら吹き上げています。黒ソリッドカラーは艶の流れと肌の均一感が大切なため、部品単体で塗装することでムラやゴミを防ぎ、映り込みのある仕上がりにつなげます。

右リヤクオーター塗装仕上げ 色と艶をつなぐ工程
板金整形を終えたBMWの右リヤクオーターです。黒の色調と映り込みを再現するため、塗装ブース内でマスキング、塗装、クリヤー吹き付け、焼付け乾燥のフル工程で仕上げました。照明が映り込むほどの艶と、肌のなめらかさ、面の整いが分かる反射感がポイントです。黒は塗料の色だけでなく肌の質で印象が変わるため、面と艶、光の流れまで確認してから吹き上げています。

右フロントドア 隣接パネルと自然につなぐぼかし塗装
新品交換した右リヤドアと隣接する右フロントドアには、色の連続性と艶の一体感を確保するためぼかし塗装を行いました。ベースカラーとクリヤーをぼかしながら重ねるこの工程では、濃淡が自然に溶け込むよう、ガンの角度や吹き付け幅、距離を調整します。黒系カラーはわずかな境界差でも塗り感が出やすいため、光の流れと反射まで意識して面を仕上げています。



交換部品の記録 写真で残します
今回のBMW修理では、右リヤドアの新品交換に加え、フェンダーアーチモールやサイドモールなども脱着・交換しました。ケービーエスでは交換したすべての部品を写真で記録し、お客様にご確認いただけるよう管理しています。外した旧部品や新品ドア、部品番号の確認などを残すことで、何をどこまで直したかを可視化できます。保険修理でも実費修理でも、内容をご確認いただける修理を心がけています。
BMWオーナー様からの感想
今回のBMW修理では、右リヤドアの新品交換と右クオーターパネルの板金整形という複合作業を行いました。艶や反射、ラインの整合を意識して進めたことで、交換と板金の境目が分かりにくい自然な仕上がりとなり、お客様にもご満足いただきました。ケービーエスでは、被害事故、過失のある事故、自損事故のいずれにも対応しています。保険でも実費でも、内容をご確認いただける見積りと修理をご提案します。レクサスやクラウン、アルファードなどの代車もご用意がありますが、ご利用は車両の空き状況により異なります。保険書類の作成や写真見積、保険会社とのやり取りも一括で対応いたします。対応エリアは横浜市都筑区を拠点に、東京、川崎、相模原、町田などへ広げています。修理内容・保険契約内容・車両空き状況により異なりますので、まずは分かる範囲でご相談ください。損傷写真があると確認が早くなります。