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アルファード モデリスタ フロントバンパー破断の板金塗装・3コートパール塗装事例

アルファードのモデリスタ製フロントバンパーが破断した事例です。溶着とパネルボンドで下地を再生し、3コートパール塗装で仕上げました。

アルファード モデリスタ フロントバンパー破断の板金塗装・3コートパール塗装事例

破断したモデリスタバンパーの修理事例|交換とは別の選択肢を考える

アルファードのモデリスタ製バンパーが大きく破断すると、パーツ交換が前提になりがちです。当社では破断箇所を樹脂溶着で接合し、肉盛りやパテで形状を再構築したうえで、もとのライン形状や質感を再現する修理も承っています。塗装まで含めてもとの質感に近づけることを目指しており、モデリスタ特有のデザインを保ったまま仕上げられる点が、この破断部の修正塗装の特徴です。他店やディーラーで交換が必要と言われた場合でも、現車を確認したうえで修理の可能性を一緒に考えますので、まずは分かる範囲でご相談ください。

破断部のクリーニングから溶着までの工程

はじめに、亀裂や破断面付近の汚れ・油分・塗装片を除去します。ここで脱脂処理を徹底することで、その後の溶着強度が左右されます。破断面が不揃いな場合は、グラインダーやエアサンダーで面取りし、接合面の勘合が良くなるように形状を整えます。下地の状態を丁寧に整えることが、仕上がりの安定につながります。

樹脂の特性と溶着材の選定

自動車のバンパーは主にPP(ポリプロピレン)やABS樹脂などが使われています。素材に応じた溶着ロッド(樹脂棒)を選び、同質の樹脂同士を融着させることで、もとに近い強度の確保を図ります。素材を誤ると溶着後に剥離や割れが再発する原因となるため、素材確認は重要な工程です。続いて加熱溶融(溶着)工程に入ります。ホットエアガンや樹脂溶着機で破断面と溶着ロッドを同時に加熱・溶融させ、破断部を合わせながら、内側・外側の両面から樹脂を流し込むようにして繋ぎ、再生リブを形成します。これにより破断状態でも強度を出すことが可能です。溶着温度を適切に保つことで、樹脂同士がしっかり結合し、もとのパネルに近い剛性を確保できます。

ホットステープラーを使用する補修法について

樹脂製バンパーやエアロパーツの亀裂・破断箇所を、強度を保ちつつ接合するための補修技術がホットステープラーを使う方法です。ステンレス製のステープルを加熱しながら割れ目に埋め込み、ひび割れ部分を橋渡しするように補強していきます。単なる接着とは異なり、割れ部分を跨いで固定するため、交換せずに剛性と外観の両立を図れます。バンパーやエアロパーツの破損が起きた際には、この方法も選択肢のひとつとして検討できます。

パテに頼りすぎない下地づくり

バンパーなどの樹脂パーツを補修する際、パテを厚く盛りすぎると後の割れや浮きの原因になりがちです。そこで当社では、まず溶着やパネルボンドでベースとなる強度を高め、表面の歪みや段差を抑えた状態を作り上げます。割れ箇所の下地再生を行い、構造的にしっかり支えたうえで、パテやサフェーサーを薄く塗布して仕上げるのがポイントです。

溶着・パネルボンドで基礎強度を確保したうえで、破損した樹脂をパテだけで埋めると、時間の経過とともに割れが再発するリスクが高まります。そこで、溶着法(素材に合った樹脂ロッドやホットステープルを使用)とパネルボンドなどの専用接着剤を併用し、素材レベルで結合させます。まずはボディラインや構造が再現されるように組み上げます。パテ工程では厚塗りを避け、極薄層を積み重ねます。下地が十分に強度を持っていれば、パテを薄く盛るだけで歪みや段差を整えられます。パテを厚く塗りすぎると収縮や振動によって割れが生じることがあり、外観だけでなく耐久性にも影響します。そのため、必要最小限のパテを研磨しながら重ね、面出しを追い込みます。サフェーサー(下地塗装)は表面をさらに均一化し、最終塗装の密着性と発色を高めます。サフェーサーも塗りすぎや乾燥不足は塗膜トラブルのもとになるため、適切な膜厚と十分な乾燥時間を守り、温度管理を行います。

3コートパール塗装の工程

今回の破断部補修における3コートパール塗装は、通常の2コート塗装よりも難易度が高い工程です。破断箇所を接合・整形する段階でわずかな凹凸や歪みが残っていると、ベースカラー・中塗り・クリアの3層にわたって歪みや色ムラが強調されるため、下地処理を念入りに行います。パールの粒子感や光沢を再現するためには、工程ごとに温度や塗膜の厚みを管理する必要があります。とくに破断部の補修のような大きな損傷では、補修部の素材や形状に差が出やすいため、3コートの工程を丁寧に積み重ね、違和感があれば都度調整する姿勢が仕上がりの精度につながります。

OBD診断とADAS関連の点検・調整への対応

当社では、車体の板金塗装だけでなく、OBD診断機やミリ波レーダー(ADAS)関連の点検・リセットにも対応できる設備を整えています。衝突被害軽減ブレーキやレーンアシストなどの安全装備を搭載したお車は、外観をもとどおりにするだけでなく、各種センサーやカメラのキャリブレーションが正しく行われていないと、作動不良やエラーコードが出る場合があります。そこで専用の診断機(OBDスキャナー)でエアバッグ・ABS・ミリ波レーダーなどのユニットをスキャンし、異常コードの有無を確認します。必要に応じてエラーリセットやADASキャリブレーションを実施し、メーカー推奨の状態へ戻します。これにより、板金塗装後も先進安全機能が正常に作動する状態を確認したうえでお渡しできるよう取り組んでいます。

ガラスコーティング「KBS-C」について

当社では、板金塗装や保険修理だけでなく、ガラスコーティング「KBS-C(ケービーエスシー)」にも取り組んでいます。塗装面に高硬度のガラス皮膜を形成することで、紫外線や酸性雨、鳥のフンなどのダメージからボディを保護します。従来のワックスやシーラントとは異なる光沢と撥水性を持続させやすいのが特徴です。ミニバンをはじめ、輸入車やスポーツカーなど幅広いお車に対応できます。板金塗装後の仕上げとしてはもちろん、普段からきれいに維持したい方にもご検討いただけます。施工後は洗車時の汚れ落ちが良くなり、お手入れの手間を抑えやすくなります。お車の状態維持を考えるコーティングサービスとして、ご相談いただけます。

仕上がりについて

ミニバンをご愛用のご家庭や、アルファード・ヴェルファイアなどの車両を業務で活用される法人のお客様へ。横浜市都筑区のケービーエスでは、保険修理に対応し、保険契約内容に応じて代車のご案内も行っています。大きな損傷でも交換を抑える破断部の補修や、難易度の高い3コートパール塗装にも対応し、もとのデザインや質感を保ったまま仕上げることを目指しています。地域密着の工場として、保険手続きから板金塗装までご相談いただけます。代車のご用意は修理内容・保険契約内容・車両の空き状況により異なりますので、まずは分かる範囲でご相談ください。損傷写真があると確認が早くなります。

事故・修理・車検のご相談はお気軽に

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