横浜市都筑区の株式会社ケービーエスで、黄色のスズキ スイフトスポーツ(CBA-ZC32S)の右リヤクォーターにできた縦に筋が入ったようなへこみを板金で戻し、外したリヤバンパーの右の角もパテで形を整えて、補修した所を白い下地にしてからカラー番号ZFTの黄色で塗り直しました。
お車は平成27年3月に初度登録された、リヤゲートに「SWIFT Sport」のエンブレムが付くスイフトスポーツです。ケービーエスのサイトの修理事例でスイフトスポーツを紹介するのは、今回が初めてになります。お客様には、ケービーエスのホームページを見て、修理先に当社を選んでいただきました。

傷があったのは右後ろの角のまわりで、後輪の上の後ろ寄りのクォーター(車体の後ろの側面)と、リヤバンパーの右の角が、合わせ目をはさんで並んでいました。作業では、リヤバンパー、右のテールランプ、ドアの下の黄色いカバー(サイドスポイラー)を外してから、クォーターのへこみを板金で戻し、研いで下地を整えています。リヤバンパーは本体を交換せず、右の角を研いでパテを付け、車から外したまま塗装台で下地を入れました。作業を終えたあとは診断機で各システムの表示を読み、後ろのナンバーの封印を付け直す手続き(再封印)も当社で行っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 車種 | スズキ スイフトスポーツ(CBA-ZC32S・1.58L ガソリン・5人乗り) |
| 登録 | 平成27年3月(初度登録) |
| カラー | ZFT(コーションプレートで確認)・黄色 |
| ご相談 | ホームページを見てご依頼 |
| 作業内容の欄 | なるべく見積り通りで(お預かり証より) |
| リサイクル部品 | 不可(中古の部品は使わない) |
| 損傷箇所 | 右リヤクォーター(テールランプの下・後輪の上の後ろ寄り)の縦に筋が入ったようなへこみ/リヤバンパーの右の角の塗装のはがれ・黒い付着物・こすりキズ/バンパーとクォーターの合わせ目のずれ |
| 板金で修理 | 右リヤクォーター(へこみを板金で戻し、塗装を研いで鉄板を出す・まわりは段をつけて研ぐ → 下地を研ぎ上げる) |
| リヤバンパー | 本体は交換せずに補修(車から外し、右の角を研いでパテ → 白い下地 → 塗装) |
| 外した部品 | リヤバンパー/右のテールランプ/右のサイドスポイラー(ドアの下のカバー)/後ろのナンバー |
| 新品の部品 | リヤバンパーのサポート(右)・クリップ類・クッション(部品の伝票で確認) |
| 塗装 | 右リヤクォーター(塗装ブースで車体に)/リヤバンパー(車から外し、ブースの塗装台で白い下地)。どちらも白い下地の上にZFTの黄色 |
| 修理後の確認 | 診断機で各システムを読み込み、赤の「異常」の表示なし |
| 手続き | 後ろのナンバーの再封印(ケービーエスが代理人として申し込み) |
| 工程 | 損傷の記録 → 部品の手配 → バンパー・テールランプ・サイドスポイラーの取り外し → クォーターの板金と研ぎ → 研いだバンパーを一度車体に付ける → 研ぎ上げ・継ぎ目のシーラー → バンパーの角にパテ → 塗装ブースでマスキング・白い下地 → ZFTの黄色で塗装 → 組み付け → 再封印の手続き → 診断機で確認 |
スイフトスポーツをお預かりしているあいだの移動も、修理とあわせてご相談いただけます。勝田レンタカーのレンタカー登録(わナンバー)の車両は200台以上で、スイフトスポーツと同じ5人乗りのヴェゼル ハイブリッドやカローラクロスHVもそろえています。どの車をお貸しできるかは、その時の空き具合と、お預かりがどのくらいになりそうかをうかがってからお伝えします。
ホームページを見てケービーエスへ|修理事例で初めてのスイフトスポーツ
お預かり証の作業内容の欄には「なるべく見積り通りで」、ご要望の欄には「連絡はメールで」と記されていました。リサイクルパーツ(中古の部品)の利用は「不可」に丸が付いています。
お預かり証の車の図で印が付いていたのは、右リヤクォーターとリヤバンパーの2か所です。この記事で紹介する作業も、この2か所の修理と、そのために外した部品の付け外しが中心になっています。部品の伝票で新品と確かめられるのは、リヤバンパーのサポート(右)とクリップ類、クッションでした。
損傷|右リヤクォーターの縦の筋と、バンパーの角の塗装のはがれ
修理の前に、右後ろのタイヤの横に標尺(目盛りの付いた棒)を立て、緑のテープで高さに印を付けて、傷の位置を写真に記録しました。
クォーターのへこみは、テールランプの下、後輪の上の後ろ寄りにあります。リヤバンパーとの合わせ目のすぐ上に、縦に筋が入ったようなへこみができていました。バンパーの側は、右の角に黒い付着物と塗装のはがれがあり、角の下のほうにもこすりキズが見えます。合わせ目も、バンパーとクォーターの面がそろわず、ずれた状態でした。下の写真は、標尺と並べた右後ろの角、後ろ寄りから見た合わせ目、上から見下ろした合わせ目の順です。



取り外し|リヤバンパーと右テールランプ、ドアの下のカバーを外す
工場に入れてからは、まず傷のまわりの部品を外しました。リヤバンパーは車から外して台に載せ、右のテールランプも取り外しています。右のドアの下に付く黄色いカバー(サイドスポイラー)も外して、床に置いてあります。
バンパーを外すと、ふだんはバンパーに隠れている右後ろの角の内側が見えます。外したバンパーの右の端は、表面の塗装がはがれてえぐれたようになり、縁の裏側には泥が付いていました。下の写真は、サイドスポイラーを外した右側面(奥の台に外したバンパー)、バンパーを外した右後ろの角、外したバンパーの右の端の順です。



板金|クォーターのへこみを戻し、鉄板のまわりを段をつけて研ぐ
クォーターのへこみは、板金で形を戻しました。へこみのあった所は塗装を研ぎ落とし、灰色の鉄板が見えています。鉄板のまわりには、塗装の層が輪のように少しずつ見える研ぎ跡が残り、外へ行くほど元の黄色へつながっています。
リヤバンパーの右の角も、グレーに研いであります。研いだバンパーは一度車体に付けた状態で写真に残されていて、合わせ目をはさんで、クォーターの研いだ面とバンパーの研いだ面が並んでいます。左の写真は荷室を開けた右後ろの全体で、外した右のテールランプは荷室に置いてあり、後ろのナンバーも外してあります。右の写真は、その角を近くから見たところです。


研ぎ上げ|クォーターの面を、まわりの黄色へなめらかに
一度付けたバンパーはもう一度外し、クォーターの作業を続けました。鉄板が見えていた所は、白っぽい薄いグレーの層でおおわれ、まわりの黄色へ段差なくつながるように研がれています。研ぎ上げた面の上寄りには、下の層がうっすら透けた濃いグレーの点が残っています。
床には、研ぎに使うブロックやペーパーが並んでいます。左の写真はバンパーを外した後ろからの全体で、右後ろの角の内側は緑のテープで養生してあります。右の写真は、クォーターの研ぎ上げた面を横から見たところです。


シーラー|内側の継ぎ目に白いシーラー、穴は丸いテープで
右後ろの角の内側では、パネルの継ぎ目に沿って白いシーラー(すき間をふさぐ材料)を塗っています。刷毛で塗り広げた跡が、継ぎ目に沿って縦に続いています。近くの穴は、丸く切ったテープを重ねてふさいであります。
この継ぎ目は、ふだんはリヤバンパーの裏に隠れる位置です。

パテ|外したバンパーの右の角に、クリーム色のパテ
外したリヤバンパーは台に載せ、右の角を仕上げていきます。グレーに研いだ範囲の内側に、クリーム色のパテが付いています。塗装のはがれやえぐれのあった角の面を、パテで埋めて形をそろえる工程です。
パテのまわりのグレーの輪は元の塗装を研いだ跡で、その外側は元の黄色のままです。

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白い下地|ブースで、クォーターとバンパーの角を白くそろえる
黄色のような明るい色は、下にある層の色が透けて見えやすい色です。補修した所には、鉄板やパテ、研いだ跡など、色の違う面が混ざっています。このスイフトスポーツでは、塗装ブースで補修した所に白い下地を吹き、色をそろえてから黄色を重ねました。
左の写真は、ブースで車全体をビニールと紙で覆い、右リヤクォーターだけを出したところです。リヤドアとの境目、テールランプの穴のまわり、リヤガラスのまわりにテープと紙が貼られ、補修した所が白くなっています。右の写真は塗装台に載せたリヤバンパーで、右の角が白い下地になっています。


塗装|白い下地の上に、カラー番号ZFTの黄色を重ねる
色の番号は、車に付いている銘板(コーションプレート)の COLOR の欄で読み取ったZFTです。お預かり証のカラーの欄は空欄でした。
白い下地でそろえた右リヤクォーターと、リヤバンパーの右の角に、このZFTの黄色を重ねています。塗り上がったあとの姿は、次の完成の段の写真で見られます。
完成|バンパーとテールランプ、ナンバーを戻した右後ろ
塗装のあと、リヤバンパー、右のテールランプ、後ろのナンバーを元の位置に戻しました。工場の中で右後ろから写した写真では、修理前にテールランプの下に見えていたクォーターのへこみも、バンパーの角の塗装のはがれも見えなくなっています。

再封印|外した後ろのナンバーの封印を付け直す
このスイフトスポーツの後ろのナンバーは、リヤバンパーに取り付けられています。リヤバンパーを外して作業を進めるあいだ、ナンバーも外した状態でした。
スイフトスポーツのような小型・普通の乗用車の後ろのナンバーには、封印(ナンバーを留めるボルトにかぶせる金属のキャップ)が付いています。外したナンバーを元に戻すときは、封印を付け直してもらう手続き(再封印)が要ります。今回は、ケービーエスが代理人となって再封印を申し込み、運輸支局の受付を受けています。
診断機|作業を終えたあと、各システムの表示を読む
作業を終えたスイフトスポーツの車内で、タブレット型の診断機をつなぎ、「システムと機能」の画面に「SUZUKI」と「自動検索」の表示を出して、車につながっているシステムを読み込みました。
システムトポロジーの図では、SRS・BCM・ALC・AC・KLS・IPC・ECM・ABS・EPS の9つの箱が緑の「正常」、TPMS・ICM・TCM の3つが灰色の「構成されていません」でした。赤の「異常」は、ひとつも表示されていません。

職人の技|黄色い車体を元に戻すまでの、写真に残った手順
途中の写真を、職人の手の入り方という目で並べ直すと、次のような手順が読み取れます。
1. 傷の高さを、標尺と一緒に記録する 修理の前に、右後ろのタイヤの横に標尺を立て、緑のテープで印を付けてから、へこみやバンパーの傷と同じ写真に収めています。直す前の状態を、位置と高さの分かる形で残す手順です。
2. テープで囲わず、部品を外す リヤバンパー、右のテールランプ、ドアの下のサイドスポイラーは、まわりをテープで囲って済ませるのではなく、車から外してから作業に入っています。
3. 鉄板のまわりを段をつけて研ぐ 板金のあとのクォーターは、鉄板が出た所のまわりに、塗装の層が輪のように見える研ぎ跡があります。層の境目をなだらかにしておくと、上に重ねる下地と元の塗装の高さをそろえやすくなります。
4. 研いだバンパーを、一度車体に付けてみる 研いだリヤバンパーは一度車体に付け、クォーターの研いだ面と合わせ目をはさんで並ぶ状態にしてから、もう一度外しています。
5. 見えない継ぎ目と穴も、塗る前にふさぐ バンパーの裏に隠れる内側の継ぎ目には白いシーラーを塗り、近くの穴は丸く切ったテープでふさいでいます。
6. 黄色の前に、白でそろえる 車体のクォーターも外したバンパーも、補修した所を白い下地にしてから、ZFTの黄色を重ねています。バンパーの白い下地は、車から外して塗装台に載せた状態で吹いています。
7. 組み付けのあとの確認と手続き 組み付けたあとは診断機で各システムの表示を確かめ、外した後ろのナンバーの再封印も、ケービーエスが代理人となって申し込んでいます。
修理中の代車|5人乗りのSUVから3列シートのミニバンまで
車検証によると、今回のスイフトスポーツは長さ389cm・幅169cm、乗車定員5人の車です。勝田レンタカーには、同じ5人乗りのヴェゼル ハイブリッドやカローラクロスHV 4WD モデリスタ仕様のほか、3列シートのヴォクシー ハイブリッドやステップワゴン スパーダ e:HEV、セレナ e-POWER 4WD もあります。
当社ではレンタカー登録(わナンバー)の車両を200台以上保有しています。乗る人数や普段の使い方をお聞きして、空き状況を確認しながらご案内します。
ご用意できる車種は、保険の内容・事故の状況・空き状況によって変わります。特定の車種を必ずご用意できるとは申し上げられませんので、まずはご相談ください。
勝田レンタカー|スイフトスポーツの修理中に借りられる車の例





ヴェゼル ハイブリッド(令和6年式・パールホワイト)の貸出車両を見る
ヴォクシー ハイブリッド(令和6年式・7人乗り)の代車を見る
ステップワゴン スパーダ e:HEV(令和6年式)の代車を見る
まとめ|へこみの板金から、ナンバーの再封印まで
今回のスイフトスポーツは、右リヤクォーターのへこみを板金で戻し、外したリヤバンパーの右の角をパテで整えて、白い下地の上からZFTの黄色で塗り上げた事例です。リヤバンパーのサポート(右)などは新品にし、組み付けたあとは診断機で表示を確かめ、外した後ろのナンバーの再封印の手続きまで行いました。
ケービーエスは横浜市都筑区で、板金塗装と事故の修理、修理中の代車のご相談までお受けしています。黄色のように、塗り方で仕上がりの見え方が変わりやすい色の車も、写真を見ながら直し方をご説明します。
お手元にある傷の写真からでもご相談いただけます。お気軽にお問い合わせください。
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修理のご相談
ホームページからのご依頼に感謝します
数ある工場のなかから当社をお選びいただき、ありがとうございました。スイフトスポーツのような黄色い車のへこみや塗装、修理中の代車まで、横浜市都筑区の株式会社ケービーエスへご相談ください。
よくある質問
- スイフトスポーツのリヤバンパーとクォーターの合わせ目がずれて、へこみもあります。バンパーは交換になりますか?
- 今回のスイフトスポーツ(CBA-ZC32S)では、リヤバンパーは本体を交換していません。車から外して右の角を研ぎ、パテで形を整え、白い下地を吹いてからZFTの黄色で塗っています。右リヤクォーターのへこみは板金で戻しています。部品の伝票で新品と確かめられるのは、リヤバンパーのサポート(右)とクリップ類、クッションです。交換になるか補修で済むかは、実車の傷み具合を見てからご説明します。
- 黄色いスイフトスポーツ(ZFT)の一部だけを塗ると、まわりと色が違って見えませんか?
- 黄色は、下にある層の色の影響を受けやすい色です。色はコーションプレートで確かめたカラー番号ZFTで、補修した所はクォーターもバンパーも、先に白い下地にしてから黄色を重ねました。色の見え方は屋内の照明と屋外の光でも変わりますので、仕上がりはお引き渡しの際にご一緒に見ていただけます。
- リヤバンパーを外す修理で、後ろのナンバーの封印はどうなりますか?
- このスイフトスポーツは、後ろのナンバーがリヤバンパーに付いていて、バンパーを外して作業するあいだはナンバーも外した状態でした。外したナンバーを戻すには、封印を付け直す手続き(再封印)が要ります。今回は、その手続きをケービーエスが代理人となって申し込みました。
- 見積りから大きく変わらないように直してほしい、と伝えることはできますか?
- お預かり証には作業内容を書く欄があり、今回のスイフトスポーツでは「なるべく見積り通りで」と書かれていました。分解してから見積りにない傷みが見つかった場合は、内容と費用、直し方をご説明し、確認をいただいてから作業を進めます。見積りから大きく変えたくないときは、お預かりの際にひとことお知らせください。
- 修理中の代車は借りられますか?
- ご相談いただけます。当社はレンタカー登録(わナンバー)の車両を200台以上保有しており、乗る人数や普段の使い方をお聞きしてご案内します。ご用意できる車種は、保険の内容・事故の状況・空き状況によって変わるため、特定の車種を必ずご用意できるとは申し上げられません。